ねこのひと(抱)
2011/04 Neko no hito (the hold) Grim-rock Garage kit
※2011/04/28 撮影用のブースが手に入ったため一部の写真を撮り直し、差し替えています。
ぐりむろっくさんのオリジナルガレージキット、ねこのひと(抱)です。 非常に人気のあるキットのようで沢山の方が作成されておられます。
私も気になっていたのですが、通販やらイベントやら全てにおいて、見逃し、売り切れ、すれ違いが続き、半ば購入を諦めておりましたが、夏のワンダーフェスティバルにてようやく購入出来ました。 非常に愛らしい、しかし、セクシーなキットです。 とてもとてもお気に入りの一品になりました。
今回も、前回作成したパターンと同じ感じで塗装しています。 フレッシュには、ムッシュ BOME オススメの美少女カラーセットから、ペールオレンジを。 髪は、黒にするか相当迷ったのですが、茶髪ににしました。 ガイアのヘアカラーセットから、栗色を選択。 どちらも良い色が出てくれて非常に満足です。
コートをする前にうっすら白サフを乗せてみたら深みがぐぐっと増したのでこれを正式な塗装手順に組み入れる事にしました。 塗装手順は以下の通り。
1)パーツの処理後、ガイアのマルチプライマーを隙無く全体に吹き付け、同じく、ガイアの白サフを全体に隙無く吹いて真っ白にします。
2)細吹き出来る程度に薄めた肌色をシャドウとして吹きます。その後、吹きすぎたシャドウ部分を白サフを上から吹く事で修正していきます。
3)シャドウの調整が終ったら、全体にうすーく白かかる程度に白サフを本当に軽く乗せておきます。この工程を入れる事でよりサフレスぽい感じに仕上がるような気がします。
4)シャドウ吹きに使った色にクリアを混ぜて(私の場合は1:1位にする事が多いです)、エアブラシで吹ける程度に希釈して、まんべんなく全体をコートします。肌の色が好みになるまで重ね吹きしていって終わり。
また、今回のような色が濃く、モールドがしっかりしている髪の毛のパーツのような場合、シャドウを入れた後、Ultra Fine 等の極細のスポンジヤスリをかけて凸面の塗装をはぎ取り、やはり白サフをうっすら乗せて色を重ねて行くと、これまた結構自然なグラデーションになったので、髪の流れにそって細吹きを何回も繰り返すような事はせず、ざざーんと凹部にシャドウを乗せて、うまく乗らなかった部分をスポンジヤスリではぎ取り、色の境界を白サフをうっすら乗せる事で柔らかにしてコートを重ねていき奇麗なグラデの完成と、いままでの1/3以下の労力で奇麗なグラデの髪の毛が仕上がったのでした。 まぁ、色々やってみるものですな。
そんな訳で完成。 本当にキュートで可愛い。 ナイスな造形です。 おくさんもほめておりました。 ちょうかわいいです。
完成後は机の前にちょこんと座らせています。
未だに目は塗り直そうか悩んでいますが、これはこれで良いような気もします。 飽きたら塗り直そうかな。
どの角度から見てもグッド。 やんわりな感じに仕上げられたので、とても落ち着いていて、自然にそこにいる感じ。
装着してないレンズの上が、机の上では一番良いポジションのようです。
最近、大きな余震が多いのであまり不安定な場所だと落下が怖かったりしますが、まぁ、あまり気にせず、好きな所に座らせています。
何にでも座らせられるのが素敵です。 娘とともにお気に入りのコッシーにもジャストフィットです。 ちなみにサボさんが一番好きです。
そんなこんなで、完成後もあれやこれや色々と楽しめる良いキットでございました。 この、ねこのひとは沢山のバリエーションが販売されているという事ですので、他のねこのひとも是非是非作ってみたい所です。 まぁ、手に入れば、ですが。