PIT-ROAD 雪風
2008-09
Yukikaze
PIT-ROAD
1/700 Plastic injection kit
帝国海軍・陽炎型駆逐艦、雪風です。
1/700 スケールモデルは、アオシマとピットロードの2社の製品があったのですが、両方を購入し、見比べた結果、ピットロードの製品を作ることにしました。
どちらも良い出来です。
■作成中
以前から作りたいなと思っていたのですが、ワンダーフェスティバルで先行販売されていた、ファインモールドの超絶ディテール機銃や、モデルグラフィックスの付録についていた同製品がそろってきたので、手を出してみました。
艦船の模型を作るのは、実に20年以上ぶりなのでかなり不安なありましたが、まぁ、なんとか形にはなったようです。
全長 15cm 程度の模型で、もっとも大きな部品である艦橋でさえ、1円玉より小さい為、工作は難儀なものになりました。
無くす・壊す・修復の繰り返しで、かなりの忍耐力が必要です。
もはや、このサイズの模型は目も手先も追いつかないなというのがはっきりと分かってしまい、
ちょっと悲しくなりました。
■下地塗装
小さなサイズの模型ですので、パーツの厚みや強度の問題で、ディテールアップには、金属パーツ(エッチングパーツ)を使用することが最近の主流のようですので、それにならって以下のパーツを使っています。
特に雪風は専用のパーツセット等があり助かりました。
人気の艦艇ならではです。
なお、手すりはステンレス製も試しましたが、どうにも硬すぎて思ったように接着できず、真鍮製のものを使っています。
真鍮製は、型崩れしやすいものの曲げや切断が容易で比較的扱いやすかったです。
■使用したエッチングパーツやディテールアップパーツ
・LionRoar 日本帝国軍手すりセット
・Finemolds
AM05 船外電路
AM17/18 陽炎型後期パーツセット1/2
25mm 機銃パーツ(モデグラの付録)
エッチングパーツの加工も、このサイズになるとかなり困難で、結局2セット買ったパーツもあり、あわせてみると、1/350 のハイディティールモデルが買える値段になっておりました・・・
これだけパーツを使っても出来上がったもののレベルは腕がついてこず、たいしたものにならなかったので、最初から 1/350 を買っておけばよかった気がします・・・
■完成
本来であれば、張り線や汚しもやっていくのですが、ほぼ完成した時点で気力が途切れてしまいました。
いやぁ、つらい3週間だったなぁ。